能、世阿弥の「現在」 (角川文庫 角川ソフィア文庫) [ 土屋恵一郎 ]
角川文庫 角川ソフィア文庫 土屋恵一郎 KADOKAWABKSCPN_【ニコカド2016_3倍】 ノウ ゼアミ ノ ゲンザイ ツチヤ,ケイイチロウ 発行年月:2014年04月25日 予約締切日:2014年04月22日 ページ数:201p サイズ:文庫 ISBN:9784044080075 『能 現在の芸術のために』改題書 土屋恵一郎(ツチヤケイイチロウ) 1946年生まれ。
明治大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。
明治大学法学部教授。
専攻は法哲学。
法学者、能楽評論家。
芸術選奨選考委員、芸術祭審査委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 身体へ(面ー仮面と身体/序の舞ーテキストの空白/一調二機三声ー「声」のメカニズム/装束ーモードの体系/観世寿夫ー私の記憶のなかで)/2 テキストへ(橋ー都市への回路/夢ーメタ・ドラマ論/物狂いー子供の領分/修羅ー「死」のナレーション/「源氏物語」ー解体論)/3 世阿弥へ(幽玄ー中心としてのセクシャリティー/離見の見ーホリゾントの不在/男時・女時ー「都市」の感覚能力/芸ー人生論の書き方/花ーメタファーの位階) 世阿弥が大成した能とはどんな身体芸術だったのか。
時間と空間のその時々において新たに変化生成する能は、世阿弥が創りあげた能表現とどう切り結ぶのだろうか。
それを面や装束、橋懸かりの記号的な意味、序の舞の身体、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、さらには世阿弥の言葉「花」「離見の見」「幽玄」の真の意味などからとらえなおす。
世阿弥が創造した演劇空間としての「現在」に肉薄し、能の見方に新たな地平を拓く。
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